【つくば・新店】日々の暮らしに小匙分のスパイスを添える「cosaji」
©土田絵里子
ノスタルジックな雰囲気の竹園ショッピングセンターに「食」から始まるライフスタイルショップ「cosaji」(こさじ)がオープンしました。
暮らしの道具などを取り扱う「cosaji 小匙」、惣菜や焼き菓子・果実ドリンクが並ぶ「小匙惣菜店」、料理教室や暮らしを彩るイベントを行う「studio 小匙」の3つの“小匙”で構成されています。
店主は、料理家の河井美歩さん。
河井さんは、ABC Cooking studioで約10年間、講師や商品企画・開発を担当。2009年からは、つくばを拠点に野菜をメインにした料理教室を主宰するほか、メニュー開発や数々のレシピ本も手掛けるなど“料理”にまつわるさまざまな場面で活躍しています。
街の台所「小匙惣菜店」
看板商品は「小匙コロッケ」。
ところが、河井さん自身は「コロッケがあまり好きではない」というから驚き!?
看板商品をコロッケにした理由は「家庭料理の中でも特に手間がかかるから」。コロッケを家族に代わって作ることで、少しでも食卓の助けになれたら…という思いからだそうです。
サクッと薄衣のコロッケを頬張ると、中は驚くほどしっとり、なめらか。玉ねぎ麹のふんわり優しい甘みが口いっぱいに広がります。
とても家庭では作れない、他店のコロッケとも一線を画す味わい。
なるほど、コロッケが好きじゃない人も好きになるコロッケです。
小匙“らしさ”があふれるメニュー
写真は「新玉ねぎのメンチカツ~トマトと柿のサルサソース~」、「マンゴーキャロットラぺ」、「焼き芋とクリームチーズのサラダ」、「蓮根とレモンのピクルス」など。
どれも私の想像した味の斜め上を行く「えっ?初めまして、これからも末永くよろしく」のおいしさ。
野菜の旬に合わせてフレキシブルに変わるメニューは、さらに日によってラインナップが変わるので、毎日通っても全然飽きる気がしません。
料理家目線でセレクトした暮らしの道具が並ぶ「cosaji 小匙」
物販部門はFrancfrancで17年の勤務経験があり、フリーカメラマンとしても活躍する土田絵里子さんが担当。
実は河井さんと土田さんは徳島県出身で幼稚園からの幼なじみです。
エピソードが気になる方は、ぜひお店で聞いてみてください。
こだわりが詰まった注目のcosajiオリジナル商品
ひと際目を引くオリジナル商品。私の欲しい物リスト3選をご紹介!
(1)笠間の「向山窯」に作陶を依頼した絶妙なサイズ感と雰囲気の
「cosajiオリジナルOVAL PLATE」
(2)楽な着け心地、洗ってもすぐ乾く、スマートに見えるデザインの三拍子そろった「ZeroApron(ゼロエプロン)」
(3)手軽に本格的なスパイスカレーが作れる魔法の素「cosajiスパイスカレー」。
故郷・徳島の特産品「すだち」が優しいアクセントに。レシピ付きで、本当に簡単に作れます(実証済)。
ほかにも河井さんが長年愛用する料理道具や調味料など、日常に寄り添う品々が手に取りやすい価格帯で並びます。
ふらりと訪れたい“心地よい場所”がまたひとつ、つくばに増えました。
※撮影のためマスクを外しています。
※2022年3月現在の情報です。
Information
Cosaji 小匙
住所/茨城県つくば市竹園3-21-2
営業時間/物販11:00~19:00 惣菜12:00~19:00
※2022年3/18~21は11:00~17:00
定休日/火・水曜
駐車場/あり(テナント共有)
Instagram/cosaji_official cosaji_2020
E-mail/cosaji.takezono@gmail.com
アクセスMAP
投稿者プロフィール

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方言キツめエリアのつくば生まれ、つくば育ち。
わが子が思春期を迎え、夜な夜なちゅ~る片手にネコ科の娘たちを溺愛中。
「おいしいもの」が大好きなのに、胃腸軟弱BODYの持ち主です。
自他ともに認める辛口コメンテーター&黙っていても顔に出ちゃうタイプなので、正直な記事をお届けします。
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