かすみがうら市歴史博物館で5月22日(日)まで、企画展「霞ヶ浦の鯉文化」が開かれている。午前9時〜午後4時半。
霞ケ浦の魚を代表する鯉は日本に生息する淡水魚の中で最も大きく成長するとされ、霞ケ浦では1mを超える鯉も確認されている。
中国の故事にある「鯉の滝登り」から生まれた「鯉のぼり」は立身出世、さらに寿命が100年以上になるとも言われており霞ケ浦沿岸では「鯉の腹合わせ」をめでたい日の料理として出すなど縁起物として扱われている。
霞ケ浦の鯉は1966(昭和41)年頃から始まった養殖で急速に全国へ普及し、2016(平成28)年度の養殖生産量は1057tで全国1位となった。
今展では、人間と関わり歴史と文化を育んできた霞ケ浦の鯉について紹介している。
入館料=一般220円、小中学生110円。
■ 問い合わせ
029(896)0017/同館(かすみがうら市坂1029-1)
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