小学4年生とその保護者を対象とした親子ドローンプログラミング体験教室がこのほど阿見町で開かれ、2日間で16組の親子が参加した。
当日は土浦市に本社を置くドローン産業の協力の元、参加者はドローンの仕組みやプログラミングについて学んだ後に手動飛行やプログラミング飛行に挑戦した。
「小学校でプログラミングは必須科目。ドローンに親しみながらプログラミングして飛ばせることを論理的に学ぶ機会になれば」とドローン産業の担当者。
座学では「プログラミングによって何度でも同じように飛ぶことができる」と手動との違いや専門用語の解説など講師の説明に参加者は熱心に耳を傾けた。
実践では飛行課題について親子で予想を立てながらプログラミングアプリを使ってドローン飛行に挑戦。失敗した際は解決策を話し合うなど親子で協力する姿が見られた。
参加者の湯原紬さん(10)は「飛行調整が難しかったけど狙い通りに飛んでうれしかった」。父親の一茂さん(54)は「息子ののみ込みの速さにびっくりした。遊びを通して親子で楽しめることが増えて良かった」と話した。
阿見町での開催は初で定員を上回る応募があったという。「今後も継続していきたい」と同町の担当者。
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