生まれ故郷や応援したい自治体へ寄附することで一定額の税金が還付・控除され、さらに寄附した地域から特産品などの返礼品がもらえる「ふるさと納税」。守谷市では2016年に返礼品を拡充し、市内で作られるビールや乳製品などの返礼品が人気を集めてきた。そして昨年から、寄附額の30%分をポイントで付与する店舗利用オンラインチケット「電子感謝券」が返礼品に加わった。
5000円の寄附からポイントが付与され、1ポイント1円として市内加盟店での食事やサービスの提供を受けられる。市の担当者は「近隣地域の方が守谷市を訪れるきっかけにしたい。コロナ禍でダメージを受けた市内事業者の支援につながれば」と話す。電子感謝券の導入は県内では2例目になる。
利用は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に会員登録し希望の金額を寄附。スマートフォンから店舗に設置された二次元コードを読み込んで利用できる。
有効期間は1年だが、寄附するごとに期間が延長されるので複数年かけてポイントを積み立てることも可能。12月現在の加盟店は53店舗。市では更なる需要の拡大を見込み、加盟店を増やしていく予定。
■ 問い合わせ
0297(45)1111/守谷市ふるさと納税グループ
* 問い合わせの際は「常陽リビングのホームページを見た」とお伝えいただくとスムーズです。