今年創業100周年を迎えるつくば市の幸和義肢研究所はこのほど、第11回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」(人を大切にする経営学会主催)で審査委員会特別賞を受賞した。
この大賞への応募資格は過去5年以上わたり、「人員整理をしていない」「仕入先に一方的なコストダウンを要求していない」「重大な労働災害を起こしていない」「障がい者雇用が法定雇用率以上である」「営業利益・経常利益ともに黒字である」「下請代金支払い遅延防止法など法令違反をしていない」の6項目全てに該当する企業の中から特に優良な企業を表彰し、他の企業の範となることを目的として実施されている。
同社は高齢者や障害者の生活向上のためのトータルサポート企業として、ものづくり、障害者就労支援事業、各種福祉機器の研究開発製作に取り組んでおり、義肢や装具、車椅子、補聴器などの各種福祉機器を一人ひとりに合わせてオーダーメードで調整している。
「永年にわたる社員の皆様の努力を評価いただき大変光栄です。『私たちは仲間のため、大切な人を守るために汗をかき、日々進化し続け事業を通して社会に貢献します』『私たちはものづくりの先にある事業を創出しかかわるすべての皆様を幸せにします』この2つの理念を心に抱き、日本一社会に役立つ企業となるべく200年企業を目指し精進して参ります」と代表取締役の横張和壽さん。
* 問い合わせの際は「常陽リビングのホームページを見た」とお伝えいただくとスムーズです。