扇風機の背面の吸引圧を利用して、室内に浮遊するカビ胞子や0.1マイクロメートル以上のウイルス、微粒子なども吸着する「アミダフィルター」が好評を得ている。
半導体技術開発の検査機を国内外に販売し、最近話題になった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったガスの採取装置を開発製造したアールデック(本社つくば市)が、一般向けの消費材製品として提供。
「花粉やウイルス、PM2.5などの健康被害をなるべく回避したい」と同社会長の佐々木友章さんが考案。半導体工場で使用されるガス吸着活性炭フィルターを家庭の扇風機の背面に取り付け、後部の負圧の空気を弱く振動させることで花粉や細菌を吸着する。
アミダフィルターは同社HPほか、アマゾンやヤフーでもネット通販できる。
■問い合わせ
029(858)0211/アールデック(つくば市二の宮1-16-10)
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