美浦村食生活改善推進員協議会(岡野正枝会長)が令和2年度の栄養関係功労者に贈られる厚生労働大臣賞を受賞し、このほど美浦村役場で表彰式が行われた。
栄養改善や食生活改善事業の普及向上等に功労のあった地区組織等を表彰するもので、全国から功労者45人、地区組織30団体が選ばれた。
今年35周年を迎える同会は例年、村の総合健診でのオリジナルメニュー配布や産業文化祭での防災食の提案、園児向けの講話や栄養教育などを行ってきたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で活動を大幅に縮小。代わりに特産のパプリカとレシピを村内の小学校や郵便局に届けたり、年々変わる栄養摂取量の勉強会を開いたり、コロナ終息後を見据えペープサート(紙人形劇)のリニューアルなどを行ってきた。
村役場で行われた表彰式で岡野会長は「村民の健康のために地道に活動してきた成果が評価された」と話し、前会長の山岡つぎ子さんは「これからも行政と連携し子どもたちへの啓発・普及活動を続けたい」と決意を新たにしていた。
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