つくば市がNPO団体と協働運営する不登校児支援施設「むすびつくば」が昨秋同市吾妻のつくばスタートアップパーク内に開所。教員免許を持つスタッフらが子どもたちをあたたかく迎え入れている。
不登校児にもう一つの学びの場を提供する認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所(本山裕子理事長)が、前身の「ライズ学園」のノウハウを活用。
個に応じたさまざまな学習機会を提供する市の事業と協働する民間事業者に選ばれ再スタートした。
同所では保護者や児童からさまざまな相談を受け、体験を経て無料で通学できる。
対象は市内在住の小中学生で平日週4日、午前9時半〜午後3時まで開所する。
午前中は学習支援を行い午後はフリータイム。絵画やスポーツ、農作業のほか「サークルタイム」と題し話し合いの活動なども行う。
この日は運営資金を募る目的で2020年に行われたクラウドファンディングの返礼品について皆で意見交換。
「例えば、字を書くのが苦手なら折り紙で参加するなど出来ることで仲間に加われる。その子に合った学びの機会を提供したい」と本山さん。
■問い合わせ
080(3152)6298/むすびつくば(つくば市吾妻2-5-1)
* 問い合わせの際は「常陽リビングのホームページを見た」とお伝えいただくとスムーズです。