新型コロナウイルス感染症の影響で外出もままならない園児らに思い出をつくってもらおうと、このほどつくば市の島名保育園でポニーの乗馬体験が開かれた。
(公財)全国乗馬倶楽部振興協会(本部・東京)が東日本大震災の被災地支援として開催しているもの。この日は乗馬クラブエトワール(つくば市)所有のポニー4頭が来園。手綱を握った年長クラスの園児らは、スタッフに支えられ姿勢を正しながら園庭をゆっくり一周=写真。年中や年少クラスの園児は馬の鼻をなでたり間近で見たりして大興奮していた。
中でもひときわ大きい中間種ミルキー(牝、9歳)にまたがった服部優雅君(5)は「全然怖くなかった。楽しかった」と笑顔。体験終了後、園児らが描いた絵やニンジンがプレゼントされ記念撮影。
小島淳園長は「コロナの影響で運動会をはじめさまざまな行事が中止になったが、温かい動物に触れることで良い思い出ができたのでは」と話していた。
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