天照大神の御神像に御更衣を行う春季神御衣(かんみそ)祭が、4月11日(土)午後1時からつくば市臼井の六所皇大神宮霊跡地で行われる。
イザナギノミコトとイザナミノミコトを祭神とする筑波山神社の里の宮として建立されたという同神社。かつて天照大神の御神像に冬の袷(あわせ)から夏の単衣(ひとえ)へ更衣を行う神事「神御衣祭」が行われていたが、同神社は明治42年「小社合祀」など明治政府の政策で廃社となり、近隣の蚕影神社に合祀され跡地は荒廃した。
大正5年、御神像を託された東京の宗教法人「?照(おうしょう)修徳会」が都内で神事を復活。地元住民らの協力も得て約100年にわたり霊跡地の整備・保全に努めてきた。
当日は反物を奉納し御神像の御着せ替えを行う神御衣祭の神事を執り行い、例年の六所大祭と併せて行う。「令和改元と天皇陛下御即位を記念した神御衣祭です」と?照修徳会の青木さん。同霊跡地の場所はグーグルマップ「六所皇大神宮霊跡」で検索。
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