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茨城歴史散歩
[2008-06-13 up]

映画『米』撮影記念碑 - かすみがうら市

霞ケ浦見下ろす郷土の美しい記憶


映画『米』撮影記念碑

映画のパンフレット

茨城百景の一つ、かすみがうら市の歩崎観音から霞ケ浦を望む風光明美な丘に映画『米』の撮影記念碑が建っている。

碑文は取手市に住んだ水墨画家・久保田保久の書。公開時キネマ旬報1位を獲得しアジアカンヌ映画祭にも出品された映画は、1957年(昭和32)に封切られ霞ケ浦湖畔に住む半漁半農の貧しい人々の生活を描いた。

現在の霞ケ浦と違いコンクリート護岸はなく、ポプラや柳、ヨシなど銀幕の中の湖岸は美しく、足踏みの水車で田んぼに水を送り、にわか仕込みの茨城弁や「ミーコ(溝)」「エンマ(用水路)」などの農民言葉を話す役者陣と500円ほどの出演料で周辺住民が多数出演したエキストラなど、当時を知る民俗資料としての価値も高い映画でもある。

ストーリーには隣近所同士の助け合い精神や、「金持ちになりたい」というむき出しの願望などが描かれるとともに、帆掛け舟で漁をする漁民が「霞ケ浦風呂」と称して湖で水浴びする姿や湖上で米を炊く姿が印象的に映し出される。

今も霞ケ浦から恩恵を受けていることには変わりはないが、「この時代に湖を汚せば手痛いしっぺ返しを受けることを漁民は知っていた」とかすみがうら市郷土資料館の千葉隆司さん。記念碑は郷土の記憶、民俗資料、さらには人間の原点を見つめ直すきっかけとして、今も霞ケ浦を見下ろす丘にたたずんでいる。


 

映画『米』撮影記念碑 - 地図

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