Joyoliving News : 2021年04月05日掲載

茨城いのちの電話

SNS相談「LINE」2021年5月導入 CFで支援呼びかけ

厚生労働省によると全国の自殺者はここ数年2万人を超え、茨城県では450人前後を推移。健康問題や経済的な理由で自殺を図る中高年が多い中で、近年は家庭や仕事、教育など生活環境の変化で突発的に死を選ぶ若い世代が増えているという。この現状を危惧し、自殺防止を目的に活動するボランティア団体「茨城いのちの電話」では、SNSを使った相談窓口を5月からスタート。インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施し支援を呼びかけている。

電話相談員

1件の平均相談は約25分。相談者からの悩みに耳を傾ける茨城いのちの電話相談員

「ずっと家に閉じこもっている。何のために生きているのかわからない。死んでしまいたい」と不安を訴える相談者の震える声にじっくり耳を傾ける茨城いのちの電話相談員。


「いのちの電話の活動を知ってもらい、生きづらさを抱えて苦しんでいる方々に安心して思いを吐き出せる場を提供したい」と多田博子さん

事務局長の多田博子さんは「高齢のボランティアも多く、コロナ禍で感染リスクを避けるために電話の台数を減らして活動しています。

深夜の相談は一時休止し時間短縮も余儀なくされ、つながる電話の総数は約3%で365日24時間活動を続けるのは困難な状態です」と話す。

相談員の減少で年々運営状況が厳しくなる反面、昨年の夏頃から若い女性の自死が目立ち、相談内容は深刻化を増しているという。

「いのちの電話」は1971年に電話相談を東京でスタートし、今では全国に50センターが設けられ、約6000人のボランティア相談員が生活苦や健康問題、夫婦関係の不和、職場の人間関係、日常の愚痴までさまざまな相談に対応。

茨城いのちの電話(茨城センター)は85年につくばで、7年後に水戸分室を開設した。

昨年の受信件数は1万5095件。全国では62万367件受信し、後を絶たない心の叫びに寄り添っている。


茨城いのちの電話では、4月から24時間体制を復活。

毎月10日のフリーダイヤル「自殺予防いのちの電話」の実施に加え、無料通話アプリ「LINE(ライン)」を5月から導入する。

「SNSが主な通信手段の若い方からの電話相談は少なくなっています。LINE相談は全国で初めての導入。悩める人の最後のとりでとして相談を続けるためには相談員の確保と資金が必要です」と事務局。

資金の使い道は、システム準備と管理、パソコン購入、ボランティア相談員の研修などに使用する。CFの目標金額は50万円。

■問い合わせ
TEL:029(852)8505/同事務局

●電話相談24時間対応

 TEL:029(855)1000

●自殺予防いのちの電話

 TEL:0120(783)556
毎月10日は午前8時から翌日8時まで、午後4時~9時までは毎日対応

●CFの資金受け付けはこちら (実施期間は5月30日まで)

●電話相談員受講生募集の詳細はこちら (応募締め切りは4月10日まで)

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