Joyoliving News : 2020年03月23日掲載

桜、さくら、SAKURA。

「桜」にまつわるエピソード10選

いよいよ今年も桜が開花。咲き始め、満開、散り際―。 息をのむほどの美しい光景が、もうすぐそこまで来ています。 当欄では、先ごろ募集しました「桜にまつわる思い出」をご紹介します。 悲喜こもごもの珠玉エピソードに編集部もほっこり。 お寄せいただいた皆さま、ありがとうございました。

桜吹雪?

写真と時代劇が好きな私は、桜前線が近付くと身も心も浮き足立ちます。あれはまだ白黒フィルムカメラの頃。「遠山の金さん」の桜吹雪をイメージしながら妻と出掛け、舞い散る桜を喜々として撮影し帰宅。早速現像してみると、美しい桜のはずが、ホコリやゴミにしか見えない!何とも残念な一枚に、妻と2人で大笑い。楽しくて懐かしい思い出です。
下妻市 植竹紫芳(79)

思い出は「寒さ」

今から30年以上前、笠間市(旧岩間町)の愛宕山で花見をした時の話です。その年は冬将軍が大変強く、4月になっても寒い日が続きました。天気は薄曇り。勤務後の5時過ぎになり山を上っていくと、どんどん冷えていくのが分かりました。予報で寒くなると聞いていたのでジャケットを着ていきましたが、それでもしんしんと寒さが伝わってきます。

なのに…幹事さんが用意したのは、冷えたビールに冷酒。冬場なのでバーベキューなどの施設は使えません。職場は男ばかりのセクション、気が利く人がいませんでした…。宴会が始まるとより一層冷えていき、会話も「寒い、寒い」ばかり。早々に下山しました。寒さの我慢大会のような花見でした。幹事さんは文句を言われたようで、その後、花見の会はしばらくありませんでした。

牛久市 N・O (61)

私もおんぶ

土浦市立真鍋小学校では、満開の桜の木の周りを、上級生が新一年生をおんぶして歩き入学を祝うとのこと。主人にお願いすると、おんぶして一歩、二歩と歩いてくれたものの「重い…」とつぶやき終了。その後は手をつないで一緒に歩きました。ダイエット頑張るから、今度は一周してね。
  
牛久市 長沢直美(73)

地域のシンボル

母校・下大津小学校には独自の卒業式歌がありました。「業了へてゆく友だちを送る…」と歌って間もなく、校庭真ん中の桜は満開になり、入学生を迎えたものでした。

下大津の桜は百数十年の老樹ですが、地域のシンボルとして雄姿を見せ続けています。市の指定木にもなり、専属の樹木医も2人付きました。大切に守る保存会の発足など地域の絆を深め、活性化する役目も担ってくれています。

かすみがうら市 坂本一衞(72)

偶然の出合い

15年以上も前の話。当時の彼と折り畳み自転車2台を車に積み込み、サイクリングに出掛けた時のことです。小さな山にたどり着き「ここにしよう」と決定したものの、駐車場は大混雑。何とか車を止めて2人で自転車をこぎ出して早々、混雑理由を理解しました。そこには、あふれるほどの桜。まさに満開、見事でした。

自転車に乗りながら景色を見ると、真っ青な空にきれいな桜色がどこまでも続いていました。サイクリングを満喫後、山頂近くの休憩所で大きな卵焼きを食べました。熱々でとてもおいしかったです。彼とはお別れしてしまったのでもはや聞くすべもありませんが、もし再び会えたらあの場所はどこだったのか聞いてみたい。そしていつか、もう一度行ってみたいです。

つくば市 M・S(48)

つらい思い出

クリーム色の豆シバ。桜の咲く頃にわが家に来たから、「さくら」と命名。おっとりした自慢の子でした。病気で入退院を繰り返し、ある年の3月1日、桜が咲くのを待たずに亡くなりました。その年、私は満開の桜の下で泣きました。泣いても泣いても涙は枯れなかった。大好きな桜。数年は見るのがつらかったです。
阿見町 minamimama(69)

好き過ぎて…

桜が好きです。特にしだれ桜が大好きで、京都で過ごした学生時代は授業をさぼり、平安神宮のしだれ桜に会いに行っていました。桜に「身近にいてほしい」と思った私は、わが家の居間、特にこたつに入りながらお花見ができるように自分で庭をデザインし作ってしまいました。一年ごとに枝ぶりが立派になってきた様子。私にとって一番「ぜいたくな時間」はもうすぐです。
土浦市 R・S(40)

海を渡った「桜」

以前、フランスで開かれた書道展に参加しました。半紙の中央に「桜」、その上に横書きで「SaKuRa」と書いた作品です。桜の文字は形がハート形になるように一画ずつ考えて配分。「木偏」は桜の木をイメージし、「ツ」は桜の木から花びらが舞い上がるように書き、「女」は舞い上がった花びらが舞い落ちるような勢いを付けて文字の動きを表現しました。フランスまで「一人旅」した桜の文字。どれだけの人が見てくれたかなと、感慨深い思い出です。
坂東市 H・K(63)

ボートから落下

美しい桜を見に行こうと、北条の大池に兄弟でお花見に行った時の話です。小学校入学を控えた私は姉・兄・弟と4人でボートに乗りながら桜を楽しむはずが…落ちました。大池中央の島あたりまで進んでいました。

ボートの先端付近に座っていた私に、弟が「場所を変わりたい」と言い出しました。島から出ている木につかまり、ボートを寄せようとした瞬間、落下。みんなに助けてもらい、姉の下着を借りておんぶされて帰宅しました。その時、髪の毛が「ウワ~ッ」と広がった何とも言えない感触が忘れられず。その後、泳ぐのは…ダメです。

つくばみらい市 E ・H(75)

いつか、東北

桜が大好き。毎年、この季節になると「今年はどこの桜から見に行こう」と気持ちがウキウキします。車を運転できない私を桜の名所に連れて行ってくれるのは、もっぱら娘。私が好きな桜はもちろん、「穴場」を調べてあちこちドライブ。ほとんどがサプライズなので感激もひとしおです。

そんな私の憧れは、弘前城の桜。東北の桜前線は関東より遅いので、ちょうど盛りの頃に仕事で忙しくしている娘と訪れるのは困難です。娘に気を使わせるのが申し訳ないので、このことはナイショです。娘がいつか仕事をリタイヤしたら、そのお祝いに新幹線の代金を私が払って弘前を訪れ、一緒に満開の桜を見たいです。長生きしなきゃ。

下妻市 S・S(73)
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