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2017年10月2日(月)

鉄棒・最高難度の大技で「世界のミヤチ」に

体操・世界選手権に初出場する宮地秀享(ひでたか)さん

本日10月2日にカナダで開幕する体操の世界選手権に、筑波大学大学院1年で茗溪学園非常勤講師の宮地秀享さん(22歳、つくば市)=茗溪クラブ=が鉄棒種目で出場する。本番で成功させれば「ミヤチ」と自身の名の付く見通しの I 難度の大技を武器に初めての大舞台に挑み、「金メダルが目標」と意気込む。


2017全日本体操種目別選手権での演技の様子=6月24日、群馬・高崎アリーナ(写真:日刊スポーツ/アフロ)

アルファベット順にAから難しくなる体操の技で最高難度とされるI難度。宮地さんの武器である離れ技(手放し技)の一つ「伸身ブレットシュナイダー」は、H難度のブレットシュナイダー(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり懸垂)を体を抱え込んだ状態ではなく、体を伸ばした状態で行う。

オリンピックなどの主な国際大会で成功させた選手はまだいないため、今度の世界選手権で成功すれば、自身の名前がつく可能性がある。5月のNHK杯に続き、6月の全日本種目別選手権・決勝ではこの技を含む離れ技五つを決める演技を披露し、内村航平選手に次ぐ2位で世界選手権の種目別代表候補入り。9月初旬に代表に初選出され、「いろいろな人に祝ってもらい、ようやく実感が湧いた」。

楽しさ実感

愛知県半田市出身で、3歳から中学まで地元の「ならわ体操クラブ」で基礎を身に付けた。強豪の福井県立 江高校では寮生活をしながら鍛えて成長し、筑波大学体育専門学群へ。「すごく楽しかった」という大学時代は自分のやりたい技に果敢に挑戦。体操の全6種目をこなし、中でも得意とする鉄棒では3年夏のインカレ種目別優勝、4年の全日本体操種目別選手権5位などの成績を挙げた。

卒業論文の題材はH難度技ブレットシュナイダー。「自分の演技を言葉にすることで、意識していなかったことも分かってくる」と競技に生かせた。

学生最後となる11月の大会を機に体操を少し離れて筋肉は落ちたが、体をつくり直し冬を越した。今春から大学院生になり、週1回は茗溪学園(つくば市)の非常勤講師として保健体育を教えている。

忙しい日々の中で練習時間は短くなったが、1日1〜2時間ずつ集中。個人総合で臨んだ4月の全日本選手権以降は鉄棒だけに絞り込み、世界への切符をつかんだ。

大舞台で笑顔を


食に強いこだわりはないが、好物は「おいしい牛肉」=9月9日、つくば市の茗溪学園で

「あの時の先生!?」宮地さんが大学4年時の約1カ月間、同学園中での教育実習中にホームルームなどを担当したクラスの同学園中の相澤悠葵(はるき)さん(2年)はテレビニュースを見て同名の別人かと驚いた。「明るくていつもニコニコ。生徒目線で物事を話してくれたりと好印象でした」。

当時、太い腕に触らせてもらうと「皮が厚くて傷もついていて、本物の体操選手だ」と感じた。他にも腕にぶら下がったり腹筋を見せてもらったりと、気さくに応じてくれた。世界の舞台に向けて「緊張しないで精いっぱい力を出し切り、着地の時にニコって笑ってほしい」。

同学園体操部の岡野萌子さん(同)は、部活動に訪れた宮地さんから演技の入り方でアドバイスをもらった思い出がある。最近は体操になじみのない友人とも「身近にすごい人がいて、いいね」と話題に上る。

五輪への道筋

「実績やキャリアがないので守る姿勢はいらない。攻めの演技をしたい」と宮地さん。「ミヤチ」命名に周囲の期待は高まるが、技名ばかりにこだわらず自分の演技をしっかりやり切ることで頂点を目指す。「金メダルを取って2020年の東京五輪を目指したい。日本にはまだまだ強いやつがいるんだと、世界に見せたいですね」

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