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2017年7月15日(土)

夏がトキメク、おやこ時間

夏休みがやってきます。子どもと過ごす時間が多くなりますが、せっかくなので普段の生活をちょっとひと工夫。とっておきの親子時間を演出してみましょう。

楽しみながら食育


つくば市上ノ室に住む金森さん一家は、10年前から家庭菜園を楽しんでいます。

 

「土に触れる生活がしたい」と夫の敏幸さん(56)と妻の英里さん(43)が自宅前に畑を借り、今では夏野菜のほかつくば名産のブルーベリーやスイカなど10種類を育てています。

 


オクラの花やアスパラの芽は子どもたちに見せて「生きた教材」に。3人の子どもたちは収穫したばかりの生野菜を井戸水で洗い、そのままガブリ。野菜嫌いだった長女の奈々子さん(12)は、昨年から畑の一角にハーブを植え、ポプリを作ったり摘みたてをたっぷり使うミント水を楽しんでいます。

 

「ローズマリーは肉料理にピッタリ。ウチの子は本当に外遊びが大好きなんです」と英里さん。

絵本から飛び出す


「絵本は自分で読むものではなく、誰かに読んでもらうもの。親子はもちろん、大人でも十分楽しめます」。


NPO法人絵本で子育てセンター講師の藤田一美さん(56)がこの夏のお薦めするのは、『うみにかくれているのはだあれ?』と『もりにかくれているのはだあれ?』(共に青幻舎)。付属の魔法のレンズ(赤・青・緑のセロファン)を通して見れば、一見静かで穏やかな海の中には魚の群れが泳ぎ、ダイナミックな生命の営みに想像力が膨らみます。キノコが群生する森に暮らす母熊の胎内には子が宿っています。

 

「絵本を楽しみ、海や森に出掛けてみては。実物に触れて感動したり、時に絵本と現実の落差にがっかりしたりするのも良いですね」。

まな板を通して会話


夏の昼下がり―。親子でザクザク、トントン、夏野菜を刻んでみませんか。「せっかくの機会ですから、お子様に安全な包丁の使い方を教えてあげましょう」。

 

料理教室を主宰する吉田礼子さんが教えてくれるのは、ナスやキュウリ、ミョウガやオクラなど6種の野菜を細かく刻んだ山形の郷土料理「だし」。いろんな料理に使えて作るのも簡単です。


夏野菜は火照った体を冷まし、ポリフェノールやカリウムが夏バテ防止に効果的。豆腐や豚肉などのたんぱく質と一緒に食べるとビタミンの吸収率も上がります。
きょうのお昼はお手製のだしをのせたそうめんや冷ややっこにしましょう。さっそく、夏の思い出ができました。

同じ目線で楽しむ


童心に帰れるのも夏休みならでは。牛久自然観察の森では、親子ら約20人が昆虫に触れて、観察。虫とり網を手に原っぱでバッタやチョウチョを追いかけ、雑木林ではノコギリクワガタの姿に歓声を上げていました。

 

牛久市から訪れた落合寛さん(39)は、水生昆虫が大好きな小学1年生・拓人君と参加。「小さい頃のことを思い出しますね。子どもの時と目線が変わって、見えていたものが見えなくなったかも」と振り返っていました。

 

小学1年の息子と訪れた守谷市の男性(35)も「よく観察すると、こんなに虫がいるんですね。今度行くキャンプでもいろいろ探したい」。子どもと過ごせば、大人もなぜかワクワク。くれぐれも熱中症にはご注意を。


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