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2016年11月28日(月)

外に出て顔を合わせよう

土浦・板谷町はつらつ いきいき会

高齢者の増加に伴い2001年に発足した土浦市の高齢者クラブ連合会「板谷町はつらつ いきいき会」(関山靖夫会長)は、現在会員95人。趣味や地域貢献などさまざまな活動と組織づくりの充実ぶりが市や県、国からも表彰され、老人クラブのモデルケースとして注目されている。地域での孤立を防ぎ、楽しく・長く続けるための7つのクラブを有する会は、「顔を合わせて談笑するだけでも元気になる」と参加を呼びかけている。

前会長の遺志を継ぐ


にぎやかな声が響いた三世代交流運動会(10月、土浦市都和児童館)

1〜7丁目に区分される板谷町は60歳以上が約1000人、70歳以上が約670人の地域。大手企業が誘致され昭和40年代に住民が増えたが、今は高齢化が目立ってきた。

そんな中、高齢者が気軽に参加できる場をつくって地域を元気にしようと会を発足させたのが現副会長の一人、菅野モト子さん(80)の亡き夫(前土浦市高齢者クラブ連合会会長)の轍さん。「それはもう朝から晩まで一生懸命でした。私はただ手伝うだけで」とモト子さん。地域の高齢者宅を1軒1軒訪ねて賛同を集め、市の老人クラブなどと連携しながら手探りの活動を少しずつ拡大。いつしか土浦を代表する団体に充実してきたが、発足から15年の昨年末、轍さんは病で死去。一時は会の存続も危ぶまれるほど会員のショックは大きかったが、病の床で夫から「後を頼む」と言われたモト子さんは心を奮い立たせた。

以前、会の会計を担当していた関山靖夫さん(74)に会長後任を依頼し新体制がスタート。関山さんもまた、会の活動に専念することで日々充実した生活を送ることができるようになった。

外に出るきっかけを

関山さんは6年前に妻を亡くし、以後、何をする気力も失せて家に閉じこもりがちに。そんな時に新会長の依頼がきて最初は断ったが、「このままではいけない」と悩んだ末に承諾。自分と同じように伴侶を亡くして閉じこもっている高齢者を一人でも元気にしたいと、活動に乗りだした。

会の特徴の一つは事務局設置など組織が体系化されていること。会長の下、副会長に菅野さんと中嶋次男さんの二人を置き、活動推進本部(江口哲治さんほか7人)、会計監査、趣味クラブ活動7部会の責任者がそれぞれにいる。毎年、運営事業計画を練り、今年度は(1)会員加入促進の展開(2)会組織構想の変革による人材開発の向上(3)お金をかけない楽しみ方の工夫(4)町内行政との活動の推進をテーマに掲げ、活動してきた。

「高齢者の会ですから、体調を崩したりして退会する人も少なくありません。できれば若い人たちにも参加してほしい」

会員は仕事を退職した60歳以上の顔ぶれだが、最近は65歳ぐらいまで働く人も増え、今や中心は70代から80代。後継者の増加は急務となっている。

人と触れ合う大切さ


県や全国老人クラブ連合会から活動が評価された賞状を手にする関山さん(左)と菅野さん

「年を取れば体も人一倍疲れるようになり、人とかかわるのが面倒になることもあります。でも、年をとってからの友達こそ大切なんです」と菅野さん。

会の趣味クラブにはカラオケ、健康麻雀、旅行、舞踊、ウオーキング、輪投げ、グラウンドゴルフがあり、曜日ごとに活動が違うため複数のクラブに参加でき、スケジュールが連日埋まる人も多い。また、ウオーキングを兼ねて神社を清掃したり三世代交流会を開くなど、地域参加にも力を入れる。

去る10月に都和児童館で開かれた母親クラブとの三世代交流運動会には、会員16人が参加。幼児・母親たちと共に体操や競争で汗を流し、メダルやプレゼントを交換するなど普段は接する機会が少ない世代の交流は和やかなひととき。会員の80代女性は「自分の孫は大きくなってしまったので、久々に小さい子を思いっきり抱きしめられて幸せだった」と笑顔を見せた。

「戦後何もない時代に生きた人から大きな未来を切り開く子どもたちまで、それぞれが絆を深め活気のある街になれば」と関山さん。

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