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2016年7月16日(土)

「もしも」のときは誰もが救命士

子どもにもできること夏休みに親子で話そう

出掛ける機会が増える夏休みシーズンは、海や山、交通事故ほか熱中症など予期せぬ事故も増える。そんな一刻を争う場面に遭遇した時、もしも大人が不在だったら「子ども自身が命を守るためにすべきことは何か」をNPO法人子どものための救命教室(正根寺雅子理事長)が教えている。「大切なのは『命』とは何かを伝えること」。正根寺さんは楽しい夏休みを無事故で過ごせるよう、日ごろからの心構えや親子での話し合いの必要性を訴える。

年齢に合った救命行動


救命士が行う胸部圧迫の様子に子どもたちは興味津々。「まずは興味を持たせることが大事」と正根寺さん

同NPO法人は、正根寺さん自身の体験がきっかけで発足した。2015年、生後4カ月で心臓病を患う長男の異変に気付いて知らせてくれたのは小学2年だった長女。弟を心配して幼稚園児の妹と共に心臓について調べるなど「小さいながらも救命行動に興味を持った娘の学びたいという気持ちに応えたい」と、救命医の夫を持つママ友たちに話してみると一気に盛り上がり、昨秋から活動が始まった。

内容は、3歳から小学校低学年向けの救命教室や、つくば市消防本部の協力で子どもの心肺蘇生法を学ぶ保護者向け教室など。年齢に適した救命行動を教え、例えばクワガタコース(未就学児対象)は「家で大人が倒れたときにどう行動するか分かるようにする」のが目標。具体的にはイラストで命ある動物と物を見分けたり、横になった人の胸や腹部の動きを観察したり、緊急車両のスライドを用意するなど飽きさせないプログラム。「生きていることは正常な呼吸をしている状態」という命の基本を学ばせ、異常を察知したらすぐに大人に知らせるよう教える。終了後には認定カードと缶バッジを渡している。

教室に参加した4歳児が帰宅後、横になった父親に「『パパ!どうしましたか』と呼びかけていたと聞いたときはうれしかった」と正根寺さん。少しずつでも子どもたちが学びを実践してくれるよう願っている。

水の事故を防ぐ

夏に多くなるのが水難事故。茨城県警によると2015年7月〜8月の県内水難事故は13件で、4人が命を落としている。つくば市消防本部警防課の山田宏治主査によれば、「浅瀬だから平気」「泳げるから大丈夫」「天気がいいから心配ない」などの油断が大きな事故につながることがあるため、水辺は「常に危険と隣り合わせ」という意識を持つことが大切だという。人は15センチの水深でも溺死することがあるといわれ、「子どもから目を離さないことは当然ですが、何かあったらすぐ手を伸ばせるよう、親も一緒に遊ぶのが一番です」と山田さん。

また、万一溺れたときの対処法として着衣泳の指導を行う同課の中根忠主査は、「溺れている人を発見しても水に入って助けようとしないでください」と注意。溺れる人はわらにもすがる思いで必死にしがみついてくるため、助けに入った人まで水死してしまう事例もある。水難者に遭遇したら「速やかに119番通報し、身近に空のペットボトルやボールなど浮くものがあれば投げ入れて救助の到着を待つのが最善です」と中根さん。そして普段から、自宅付近の危険な場所や遊泳禁止区域を確認するなど、家庭で話しておくことが大切だという。

まずはできることから

NPO法人子どものための救命教室では、子どもの心肺蘇生を行うための「保護者向けプログラム」も実施。また、人工呼吸の様子などを子どもにも見せるが、子どもが遊びで真似をすると危険な場合があるため、日ごろから出先でAEDの場所を探したり家族でいざというときのルールを話し合っておくことが重要だと話す正根寺さん。「救命活動について考えるには夏休みは良い機会。幼少期からの意識の積み重ねが、命を救うことにつながると知ってほしい」。

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