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2014年1月20日(月)

茨城の魅力をアニメで発信

獣医師&アニメクリエイター 芦名みのるさん

つくば市で獣医師として開業している芦名みのるさん(37)には、アニメーションクリエイターというもう一つの顔がある。動物病院で命と向き合う一方、茨城に住んでから発見・感動した地元ならではの魅力を広く知ってもらいたいとアニメによるPR活動を開始。スポンサーがほとんどない状態でのアニメーション制作は実質ボランティア並みではあるが、それでも茨城の魅力を日本中、世界中に伝えたい。


「つくば市を中心に勉強会も開いています。実はネコ好きのネコアレルギーなんです」と芦名さん

兵庫県明石市生まれの3人兄弟の末っ子。父が獣医師で自らも獣医師としてつくば市で動物病院を開業。しかし、最初から獣医師になろうと思ったわけではなかった。
「もともと、漫画や音楽が好きで何も考えずにそういう道に行きたいなと、ぼんやり考えていました」

しかし、18歳の時に兵庫県南部を中心に発生した阪神・淡路大震災で被災、その中で自分のやりたいこと・やるべきことは何かを強く考えるようになった。
「やるべきことをやらずに夢ばかり追うふりをして逃げていても意味はないのかなと考えるようになり、どうせ一度の人生ならやりたいと思ったことを全部やろうと決めました」

◇   ◇   ◇

高校卒業後に獣医師になるための勉強を始め、大学に通いながら仕事もした。在学時に茨城県出身の女性と学生結婚し、その後、国家試験に合格。2007年4月につくばに動物病院を開院した。

「口癖に『けもの医療はひと医療』という言葉があります。病気の動物の先には病気の飼い主さんがいてそれと向き合わないと本当の意味での治療とは言えないんです。病院では飼い主さんに歯に衣着せぬもの言いで患者さんと向き合っています。茨城の人たちに受け入れてもらうのには時間がかかりましたが」

◇   ◇   ◇


好きな漫画家は島本和彦

緊急対応も行なっているため、夜の空いた時間を使って学生時代から続けていたアニメ制作を始め、大きな仕事も入ってくるようになった同年12月、友人と二人でアニメ制作スタジオ「スタジオぷYUKAI」を設立。
今ではショートアニメの監督なども請け負ういっぱしのアニメーションクリエイター。
「アニメを作りながら急患待機しているので効率的ですよ。獣医もアニメも好きだからやってるんで」。

型破りな獣医師が次に興味を持ったのは、自らが定住の地と決めた茨城。
「関西出身の私からしたらまったく印象にない県で納豆くらいしか知らない。でも実はとても高いポテンシャルを持った県。でもアピールが下手なんですよ」。

都心が近いという立地上の利点に加え、魅力的なコンテンツが多いがこれに気づいていない―。
「関西出身の私からしたら『もったいない』の一言なんです」。

◇   ◇   ◇


アニメーション「あぐかる」のワンシーン

そこで2009年、茨城県を舞台にしたアニメーション「あぐかる」を自費制作することに決めた。
同アニメーションは、農家の娘・原木(ばらき)さなえが、田畑の平和を守るため「農業天使バラキ」に変身し敵と戦うハートフル農業(アグリカルチャー)ストーリー。現在4話まで公開されており、5話がまもなく配信される。

「今、行政は新しいことを進めにくい時代になり、保守的な茨城県だとなおさらです。それならば民間から自由なスタンスでやっていくしかない。うちはそれがアニメなんです。自分が住む以上、自分の県が『たいしたことない』と思われると嫌ですよね」

◇   ◇   ◇

2014年はクリエイティブシティ茨城元年として、3月に開催する世界最大のアニメイベント「アニメジャパン」の出展をスタートに大きく活動を展開していく。

「まだまだ茨城の魅力は伝えられる」
型破りな獣医で型破りなアニメ監督はそう確信を持って言い切った。

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