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2012年12月10日(月)

サッカー人生は、まだこれから

つくばFCレディース 菅野 博子さん

サッカーが大好きで中高大から大学院までサッカー一色。社会人になってもサッカーを続けたいと「つくばFCレディース」を選んだ菅野博子さん(つくば市、31歳)は、6年間の選手生活に区切りを付け来年1月の試合を最後に引退する。「自分らしい全力プレー」でチームをけん引してきた技と経験を生かし、今後は指導者として後進の育成に励み、後輩と共に「なでしこリーグ」入りの夢を追う。


今期県リーグ最終戦で決勝ゴールを決めチームメートと喜び合う

11月24日、全勝優勝を懸けた県女子サッカーリーグ(1部)の最終戦が、つくば市のセキショウチャレンジスタジアムで開かれた。
チームは前半を2対2で折り返し、後半は得点機を逃し終盤に突入。
「あと1点―」。途中出場した試合終了間際、ゴール前中央に上がったボールにタイミング良くヘディングで決勝ゴールを決めた。
「狙い通りにゴールが決まり爽快でした。リーグ無敗の完全勝利に貢献でき、良い形で終わることができました」。

数日後、現役引退の決意を固めた。

◇   ◇   ◇

実家は岩手県平泉町にある世界遺産・中尊寺。漫画「キャプテン翼」に熱中した11歳上の兄と小さいころからボールを蹴って遊んび、中学1年だった93年にJリーグが発足して体育の授業にも女子サッカーが取り入れられチームプレーを学んだ。
高校は女子強豪の同県立水沢高校に進み本格的にサッカーと向き合い、広いピッチで戦略を考えながらプレーする楽しさに魅了された。レギュラーとして岩手県で負けなしの9連覇に貢献した後、女子サッカーが有名な山形大学のFWとして活躍。
同大大学院では選手兼コーチも務め、スキルアップのため留学したアメリカのコミュニティーカレッジ(短大)リーグで技術を磨きオールスター選抜にも選ばれた。

しかし、帰国後は就職活動のためスポーツ関連企業を回る日々。
26歳を前に「このままサッカーを続けていいのか」と自分に問い直した。就職すればサッカーから離れてしまう。まだまだサッカーに未練があった。

自分の可能性を信じ力を試したい―。
悩み抜いた末、働きながらサッカーを続ける道を探り山形大学から筑波大学に赴任した恩師の紹介で2007年につくばFCに入団。
なでしこリーグ入りを目標に掲げるチームの方針が気に入った。

◇   ◇   ◇

中高生から社会人まで所属する同クラブの中心選手として期待され、技術・精神面から普段の生活態度に至るまで年下のメンバーの手本となった。
チームスタッフと選手間のパイプ役も任されたが、08年は主力メンバーが結婚などで離れ、チーム力が低迷。09年に筑波大学OBの福本琢也監督(34)が就任して技術や戦術面の向上を図った。
その手応えを感じながら11年のシーズンを迎えようと準備していた矢先、東日本大震災が発生。節電でグラウンドの夜間照明が使用できなかったほか、放射能の不安から練習も中止に。
故郷の家族の無事は確認できたが、国体岩手選抜のチームメートだった高校生が犠牲になるなど悲しみを体験。何もできない無力な自分と向き合うのが精一杯で、サッカーに取り組む気力が湧いてこなかった。
それでも「家族が被災地でボランティアに取り組んでいる様子を見聞きして、自分だけが落ち込んでいても仕方がない」と気持ちを切り替えた。
そして挑んだ全日本選手権県予選大会は9年ぶりに優勝し、県リーグも制覇。今年も勝って2連覇に貢献した。


「現役最後の試合も全力で挑みたい」と菅野さん

クラブ所属のメンバー約30人中の最年長。昼は勤務先の関彰商事で健康運動指導士として活動し、夜は2時間の練習に励んで次のステップを目指してきた。

「この年齢まで選手を続けていられるとは思わなかった。なでしこ昇格は後輩に託し、これからはサッカーが大好きな選手を育てたい」

来年1月19日には、関東リーグ昇格のための入れ替え戦への出場権が懸かる予選大会が開幕。
残り2カ月間を悔いのないよう全力で挑む。




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