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2009年03月24日(火)

シリーズ : 読んで役立つ防災ふぁいる(13)

災害時に地域と情報をつなぐ ― 市民レポーター



養成講座の様子

地域の防災力の底上げには平時から地域の情報を共有できる環境づくりと住民同士、市民グループ同士の連携が不可欠だが、そのネットワークづくりは十分とは言い難い。そこで、そのつなぎ役として市民レポーターを養成しようという講座がこのほど行われた。

防災科学技術研究所とコミュニティーFM局ラヂオつくばの共同企画で、つくば市民など約30人が受講。つくば地域で万が一大規模な災害が起きた場合に被害状況や被災生活に欠かせない市民レベルのきめ細かな情報をインターネットや携帯電話を使ってコミュニティーポータルサイト「eコミュニティつくば」に投稿するのが市民レポーターの主な仕事。情報はラヂオつくば(84・2MHz)でも放送され、その情報を元に行政にも対応してもらうため地域とメディア、行政の連携強化も目指している。



市民レポーターのサイト。災害時は災害専用ページに切り替わる。

普段は地域の自主防災活動や市内で活動するグループ・個人、身近な生活情報を発信すると同時に、取材で浮き彫りになった地域の課題解決に向けた支援のコーディネートも行う。「レポーターを通じて自分の住む地域をよく知ることはもちろん、例えば、自家発電機をお持ちの農家の方に地元のイベントだけでなく災害時も貸し出してもらうといった地域の社会資源や人的資源を災害時にも生かせる関係づくりを期待しています」と同研究所の長坂俊成さん。eコミュニティつくばの市民レポーターサイトは4月上旬から運用開始予定。

 

取材協力/防災科学技術研究所災害リスク研究チーム・長坂俊成さん


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