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現在位置 : トップ > 常陽リビング ニュース 記事配信 [2008-01-07]
つくば発ローカルヒーロー イバライガー参上!「茨城を元気にしたい」イバライガー実行委員会が夢を形に希薄化した人間社会に愛や勇気を問いかけようと昨年8月、つくば発のローカルヒーロー・時空戦士イバライガーが誕生した。生みの親は地域活性を目指す有志15人によるイバライガー実行委員会(福士健太郎委員長)。各イベント会場や握手会に参加する活躍の裏には、イバライガーに託して次世代の子供たちに伝えたいメンバーそれぞれの熱い思いがある。 ![]() つくば発のローカルヒーロー・時空戦士イバライガー おなじみのヒーロー・仮面ライダーやウルトラマンに扮(ふん)して施設や病院へ出向きボランティア活動をしていた15人が人まねでなく「オリジナリティーのあるヒーローをつくり、人に喜んでもらおう」と、立ち上げたイバライガー実行委員会。その顔ぶれは20代〜50代のエンジニアや看護師、研究員、鍼灸師、サラリーマンなどさまざま。 「社会の枠組みの中で一人ひとりができることを持ち寄ればきっとみんな幸せになれる」。研究所に勤務する福士健太郎さん(37)を地域支援活動へと向かわせたのは、5歳の時に口の中に入れたガムが結局はごみにしかならないという小さな疑問からだった。 木は折っても木、虫や動物の死骸(しがい)も自然の中で役に立っている。「でもこのガムの行く先は―」。その疑問と支援活動への思いは子供を授かってからさらに強くなった。 「最近の子供は家に友達を呼んでも会話がなくお互いにゲームをやっているだけ。幸せなんだろうけど何かずれている。隣に誰が住んでいるかも分からない時代だからこそ、イバライガーを通して子供たちに心を伝えたかった」。その思いを広く社会に反映したいと、ゆくゆくは被災地域の子供たちへの緊急支援や将来的な自立支援、施設・病院でのイベント活動、子供110番など、地域密着型のボランティア活動を目指している。 メンバーの一人で主にウエブや脚本、主題歌制作にかかわっている鍼灸師の谷脇英一さん(49)は、「どうせやるからにはお遊びじゃない。やっぱりこだわりですよね。イバライガーを通して同じ時間や感動を共有したい」と言う。イベントでのパフォーマンスは、現代の醜い心が生み出した悪のジャークと戦いながら失いつつある人の心を取り戻そうという設定で、イバライガーにパワーをくれる子供のミニライガーや女性型のモラクル、全面ピカピカのメタリックスなどのキャラクターも登場し、愛や勇気をばねにして感謝の心を教える内容。今月からつくばのケーブルテレビで放映される10分間番組やホームページ上には、イベントに登場しないキャラクターも登場する。出演回数を増すごとにパワーを蓄え、テレビのシリーズ化になれば戦隊化していくストーリーも検討している。 ![]() 悪役とイバライガー実行委員会メンバーの谷脇さん(前列左)と福士さん(後列右) 1ステージ約30分のショーを盛り上げる主題歌は「時を越えて平和を守る。人の心の闇を照らせ。青い地球を守るため・・・」という内容のフレーズで、30代〜40代のお父さんも楽しめるなじみのある曲をイメージして作られた。しかし、BGMや怪人用、ヒーロー登場用など場面に合わせた曲作りが難しく、音楽家の友人にコンピューター処理を依頼。昨年末にやっと完成した。 「大人が楽しくなければ子供も楽しめない。どうしても特設会場だとクオリティーは二の次になりがち。でも、やるからにはヒーローショーだけじゃなくヒーローミュージカルにもチャレンジしたいし、できる限り中身の濃い脚本を作りたい」と、仕事の合間に全国のキャラクターショーへ足を運び、全体の構成や登場するキャラクターを念入りに観察する谷脇さんの熱い思いは着々と形になっている。 イバライガーのマスクには県鳥のヒバリを、コスチュームには前進を意味する矢印をデザイン。マスクは完成度を高めるためFRPグラスファイバーを使い、コスチュームはデザイン重視だと動きにくいため関節や人体の動きを考慮しながら何度も試行錯誤を繰り返し完成させた。 ヒーローに欠かせない武器はまだ未完成だが、キャラクター商品として地元の企業や商店との協力で携帯ストラップや菓子、食品を使った地域参加型の商品開発に力を入れていく。活動は、障害者施設や孤児施設、イベントでのキャラクターショー、握手会などを中心に飲酒運転撲滅ポスターを制作し飲食店や運転代行業に配布したり、県警本部が管理する「青色防犯パトロール」の認定に向けても活動している。
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