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映画やテレビドラマのロケ地として本県が注目されています。特に県南・県西地域は都心から近く、自然や歴史的建造物などロケの適所が多いため依頼が多くなっているようです。そのため本県の魅力を生かせる手段として本格的に「ロケ地・茨城」のプロモーションをしていこうと、昨年、県企画部企画課内に「いばらきフィルムコミッション」が設立され、ロケの誘致や撮影を円滑に進めるための支援を始めました。
「フィルムコミッション」とは、自治体などの公的団体が撮影支援やロケの誘致を行う非営利機関で、大阪市と神戸市で設立されたのを皮切りに、現在では50以上のフィルムコミッションが独自の方法で活動しています。県内では県のフィルムコミッションのほか、水海道市と伊奈町が支援組織を作って積極的な誘致活動を展開しています。以来、テレビの人気ドラマや映画などの撮影が多数行われ、ロケ地となる地域の活性化はもちろん、地域再発見の役割も果たしています。
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ワープステーション江戸で行われる映画やテレビ撮影の側面的協力と、現地エキストラの手配のため01年1月に伊奈町役場内に発足した伊奈町観光協会。そして、町内外在住者からエキストラを募り、ロケ班の要望に応えてくれる会員を探すという方法で数々の撮影の協力を行ってきたのが「伊奈町エキストラの会」で、観光協会のスタッフがロケ班と会員の橋渡し役を担っている。
同会の会員数は546人で、「有名人と共演できた喜びの声を聞くこともしばしばです」と「エキストラの会」運営に携わっている同町役場生活経済部産業経済課の坂本さん。観光協会では、現場にカメラなどを持ち込むことができない会員のために撮影風景を収めた写真をアルバムに保管し、焼き増しの要望にも応じている(会員のみ)。
問い合わせTel0297(58)2111/伊奈町役場生活経済部産業経済課
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水海道市でのロケは1977年にテレビ朝日で放映された「野菊の墓」(主演/山口百恵)にさかのぼる。ロケ地として本格的に注目され始めたのは01年公開の映画「伊能忠敬」(加藤剛)と02年公開の「ピンポン」(窪塚洋介)。「200人ものエキストラの依頼を市民の協力でまかなった協力態勢と、現存する土間やかまどなどが時代劇に重宝された国指定重要文化財の『坂野家住宅』の存在が大きい」と担当の宮川直也さん(24)。
増加する依頼に対応するため、昨年市役所内に事務局が立ち上げられ、今年の6月にフィルムコミッション推進係が誕生。今年はすでに54本ものロケが行われ(関東では最多)、エキストラの登録者も150人を超えた。「投資はゼロで収入は多大。何より水海道の知名度が上がり地域に誇りを持てるようになったことが大きい。これからも積極的に依頼を受けたいと思っています」
問い合わせTel0297(23)2918
Eメール mfc@city.mitsukaido.ibaraki.jp
